私自身、デスクワークで夕方にはパンパンでだる重。着圧ソックスを履いて負担を減らしたいなぁと思い、色々な着圧ソックスを試しました。
色々と履いていく中でようやく自分に合ったものに出会いました!
失敗もたくさんしてわかったことは、着圧ソックスは選び方にポイントがあるということ。自分に合わない着圧ソックスを着用していると、自分の求めていたスッキリ感を感じられません。
この記事では私の失敗経験を元に、自分に合った着圧ソックスを選ぶためのポイントと、正しい使い方を解説しますのでぜひ参考にしてください。
自分に合った着圧ソックスの選び方を知って、スッキリした気持ちで日々を過ごしましょう!
着圧ソックスとは?
着圧ソックスとは、適度な圧をかけることで筋肉のポンプ効果をサポートし、血流の改善や足の水分の排出を促す作用を目的としたソックスです。
日常で立ちっぱなし、座りっぱなしの人は特に重力の影響を強く受るため、下半身に水分が溜まりやすくなります。
ふくらはぎの筋肉に水分を押し出すポンプの役割がありますが、長時間同じ姿勢をとることでポンプ機能がうまく働かないことがあります。
また、塩分の取りすぎや女性の場合は月経周期のホルモンの影響を受ける場合があります。
着圧ソックスを履くことで、毎日の疲れのサポートや悩みの解消を期待したいですね。
着圧ソックスの選び方!3つのポイントを押さえよう!
種類で選ぶ
着圧ソックスには、様々な長さがあります。ソックスとしてはひざ下丈や太もも丈が主流ですが、お腹の部分までサポートするレギンスやタイツタイプもあります。
着圧ソックスを初めて着用する方はひざ下丈をおすすめします。ひざ下丈は履きやすく、トイレなどでの着脱も関係ないので初心者向きです。
全体をケアしたい場合は太もも丈やレギンスタイプがいいでしょう。上部まで血流を心臓に押し返すサポートが期待できるので、特に足が疲れた日の重点的なケアに向いています。
着圧ソックスを履く際の注意点ですが、太ももや足首などで折り返して履くことはやめましょう。折り返した部分にだけ強く圧がかかってしまい、履き心地も悪く支障をきたす原因となります。
着圧ソックスを選ぶ時は、各社サイズ表と照らし合わせて自分のサイズに合ったものを選びましょう。
細く見せたい、効果を強く感じたいからと言って、本来の自分のサイズより小さめを選ぶことは、逆効果になる可能性があります。自分に合ったサイズが1番効果的ですよ。
圧の強さで選ぶ
着圧ソックスは商品によって圧の違いがあります。
かかる圧の選び方ですが、一般的には太ももは5~15hPa・ふくらはぎは10~20hPa・足首は20~30hPaが目安となります。
足の疲労度の程度によって選ぶこともおすすめします。軽い疲労度の場合は13~26hpa・中程度の場合は26~39hpa・かなり疲労している場合は39~65hpaがおすすめです。
また、就寝時に着圧ソックスを履く際は圧が強すぎると睡眠の妨げになってしまうため、10~30hpaの着圧を目安にしましょう。
用途に合わせて選ぶ
自宅ケア用の着圧ソックスは、つま先の生地がカットされていたり、生地にサポートラインが入っているものがあります。
通気性やサポート力を考えると嬉しいのですが、そのまま外に履いていくことは難しいですよね。
外出でも使えるタイプの着圧ソックスは、一般的なタイツやストッキングに見えるため、人目を気にせず着用できます。見た目がシンプルなので洋服とも合わせやすく、1本持っておくと重宝しますよ!
着圧ソックスの正しい使い方
日中に着用する場合
日中に履く着圧ソックスの選び方ですが、全体に圧がかかるタイプのものではなく、足首に一番圧がかかりふくらはぎの圧力は弱めのものを選ぶようにしましょう。
全体に圧力がかかるタイプは見た目はすっきりして見えますが、気になる部位への実感が弱くなってしまうためです。
また、着用時間は12時間程度を目安にするのがおすすめです。
着圧ソックスを長時間使用することで、身体本来のポンプ機能が衰えてしまう可能性があります。日中に着圧ソックスを使用したら、夕方以降は脱ぐようにすることをおすすめします。
就寝時に着用する場合
就寝時は夜用の着圧ソックスを使用するようにしましょう。理由は、睡眠を妨げない圧の仕様になっているからです。
就寝中は身体が横になっている状態ですので、低めの圧でもフィット感を感じられ、翌朝スッキリとした気持ちで目覚めることができます。
また、肌触りにも気を配りたいです。触った時にツルツルとしたものより、柔らかいものの方が毎日の快眠をサポートしてくれますよ。
運動時に着用する場合
運動時に着用する場合は、膝の曲げ伸ばしに負担がかからないものを選びましょう。
運動用の着圧ソックスも販売されています。私が実際に履いてみて、良い履き心地だなと思った商品はこちらです。
運動用の着圧ソックスは、テーピング効果があるものが多く、けがの防止にも役立ちます。
運動時は汗をかくため、着圧ソックスを履いたままの運動は肌トラブルの原因となる事もあります。肌トラブルが心配な方は、綿100%のものを選ぶようにしましょう。
【番外編】お風呂で着用する場合
着圧ソックスを履いたままお風呂に入る事で、スッキリを感じられるという入浴方法があります。
ダイエットエキスパートの和田清香さんが考案し、モデルの中村アンさんがInstagramで紹介し話題になったダイエット方法です。
お風呂で使用する場合は、ウエストから足首まであるレギンスタイプが向いています。また、水圧の影響もあるため、圧が強い着圧ソックスを履くと気分が悪くなってしまう可能性があります。ほどよい圧の夜用の着圧ソックスを選ぶことをおすすめします。
また、入浴時間も20分程度にすることやこまめに水分補給をするなどして身体に負担がかかりすぎないようにすることが重要です。
着圧ソックスの選び方!3つのポイントを押さえて効果的に履こう!まとめ
今回は、着圧ソックスの選び方のポイントを3つ紹介しました。
最後に着圧ソックスの選び方のポイントをまとめます。
- ケアしたい部分によって長さを選ぶ
- 疲労度によって圧の強さを選ぶ
- 家用、外出用と用途に合わせて選ぶ
- 使いたいシーンによって使い分ける
日中仕事をしていて、夕方に重く感じたりパンパンになってしまうのは嫌なことですよね。着圧ソックスの選び方を知っていれば、より効果的な自分にフィットした履き心地のものが選べると思います。
着圧ソックスをうまく利用し、すっりとした毎日を実感していきましょう!